ブログ

ブログblog

    2020/05/12
    豆知識

メンズ美容室について

1.メンズ美容室とは

髪の毛をカットするときにどこに行かれますか?

理容室なのか、それとも美容室でしょうか。近年男性も美容室に行かれる方が増加しており、それに伴って「メンズ美容室」が増えている傾向にあります。では、今回、メンズ美容室と理容室についての違いについてご紹介します。

ご希望や目的に最適な店選びとしてお役立てください。



2.メンズ美容室とは

まず、メンズ美容室という定義ははっきりとしていません。

そのため、メンズ美容室は「メンズ歓迎の美容室」や「メンズに特化した美容室」、「メンズカットができる美容室」などの総称のことをいいます。

3.メンズ美容室と理容室の違いとは

現在はフェードという刈り上げスタイルも定番になりつつあるため、メンズ美容室や流行りに敏感な理容室には必ずあるメニューにもなってきています。

では、理容と美容について何が異なるのでしょうか。

3-1.業務範囲と定義が異なる

美容室は「美容師法」で理容室は「理容師法」によって業務範囲や定義を定めています。


・美容:パーマネントウェーブや結髪、化粧等の方法によって容姿を美しくすることをいいます。(美容師法第2条1項に記載)

・理容:頭髪の刈込、顔剃り等の方法により、容姿を整えることをいう。(理容師法第1条2項に記載)

ですので、美容室は女性が行くもので理容室は男性が行くものというイメージを持ってらっしゃる方が多いかと思います。

戦後からそのイメージができあがり、その一説として、

「美容室は男性のカットのみはできない」「理容室は女性のパーマができない」という昭和53年に厚生労働省の通達が出されたことにより、美容室と理容室の施術範囲が区別されていたからだとされています。

しかし、時代の移り変わりと併せて美容室を利用する男性が増えて、平成27年に出された新しい通達によって撤廃されました。

現在はそのような規定範囲が無いため、美容師と理容師の施術範囲はほぼおなじになっています。

唯一の違いは、理容師のみが「顔そり(シェービング)」を行えるという点です。

(※もちろん美容師にもメイクに付随した軽い程度の顔そりは認められております)

3.メンズ美容室と理容室の特長

では、それぞれどのような部分で特化しているのでしょうか。何が違うのか一般的な内容をお伝えいたします。

3-1.メンズ美容室は長めの柔らかいスタイルが得意

美容師は、感性を元にお客様のお悩みや希望に合わせて髪型を仕上げます。

刈り上げ無しのミディアムからロングの長めの柔かいスタイルが特に得意です。

3-2.理容室はショートのかっちりしたスタイルが得意

理容師は免許取得時にカット技術の試験があり、ひとりひとりの技術水準が高く、出来高に差がつきにくいといえます。フェードやツーブロックなど刈り上げスタイルやベリーショートからショートのかっちりしたスタイルを得意とします。


このような違いなどを知った上でヘアサロンに行かれている方は少ないと思いますが、理解した上で美容室を選ぶと見方が変わりますよね。

ヘアルーム和では、シェービングや眉カットのメニューなども用意しておりますのでご要望に応じて賜ります。是非ヘアルーム和へお越しください。


戻る

こんな記事も見られていますrecommend

予約・お問い合わせreservation